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BY emiko honda | 2021-08-09 21:20:50 | ヴィンテージ家具



こんばんは。




(8/6-8七夕期間に向け設営された8/5時点の店舗前
サンモールアーケードの様子)

例年より丈が短く、それぞれの感覚が大きくあいた七夕飾りでしたが、
空間にゆとりがあり、3日間綺麗なままで風になびき、
個人的にはいつも以上に素敵に見え、
この形式がいいのではと思いました。

そんな昨日までの新しい仙台七夕も終わり、
アーケード内に寂しさを覚えた本日。







今回は、浮き彫りをテーマに一緒に学びましょう。

『レリーフ=浮き彫り』とは、
前回のリネンフォールドなどのように
木材に彫り込まれた立体的な彫刻のこと。




手作業でノミなどを使って彫られ
その家具のデザイン様式や木材の種類によって
大きく「浅浮き彫り」と「高浮き彫り」の2種類に分かれます。


土台に対してほぼ平らで浅く彫り込まれた彫刻が
『浅浮き彫り』。

堅いオーク材に彫刻する際、用いられることが多かったのが






こちらのようなローレリーフ=浅浮き彫りというわけです
オークの家具の装飾で植物やゴシックデザインなどの彫りが特徴的。
とても硬いオーク材の家具の加工に施されていることが多いので、
セサミで見れる浮き彫りもこちらのローレリーフが中心。


そして、
ハイレリーフ=高浮き彫りは、立体的に浮き上がった彫刻のことを言い、
ウォールナットやマホガニーなど、
オークに比べると加工しやすい家具に多く用いられています。




セサミに並ぶオーク材の家具には、
植物や動物などの彫刻を見ることが出来ます。






「これは何彫り??」って
思いながらよーく店内の家具を見ていると
新たな発見ひとつひとつが楽しくなる毎日です。


ぜひみなさまも
ご自宅の家具もチェックしてみてくださいね。









 







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BY emiko honda | 2021-08-02 22:12:53 | ヴィンテージ家具


お久しぶりの
一緒に学ぼう!企画で
amiamiemiko先生の登場です。





今日は
『リネンフォールド linen fold』について。
「リネンフォールド」とは、「リネン(linen)=シーツやタオル類」を
「フォールド(fold)=折り重ねる、折り畳む」ような木彫のデザイン。






15世紀頃からある英国の伝統的な装飾で、
ワードローブやサイドボードなど
大きな木製扉がある家具に施されることが多いレリーフです。
木目の美しさをより上質に引き出してくれるため、
現代家具にも使われています。


「リネンフォールド」が流行した15世期頃のイギリス家具は、
ゴシック様式と言われ、垂直に強調したシンメトリーなデザインが特徴。
家具は富の象徴とされ、権力を強調するような重厚なスタイルが
流行しました。
当時、ヨーロッパで使われていたシーツや下着は
麻素材(リネン)だったそう。
コットンはまだ普及していない時代で、シルクは大変な貴重品でした。
このふんわりと揺れる布は、どんな素材をイメージして彫られたでしょう。
想像するだけでワクワクしますね。



まるで、柔らかな薄手の布が、ふんわりと風に揺れるよう。
左右対称の模様で、なんとなく秘密めいたカーテンのように見えます。
この向こう側に、何か素敵な物語が待っているような…。
なんて、めずらしくロマンチックな気分になってしまいました!!!



ちょっと前の写真にはなりますが。。。
店頭に、リネンフォールドが施された家具を発見!



大切なものをそっと収納しておくのにふさわしいクラシカルな佇まい。
木の呼吸が伝わってくる、柔らかさ、温かさ。
ゆるやかに波を打つ彫刻が、優雅なデザインです。






そして、こちらのキャビネットの扉には
リネンフォールドに
浮き彫りまで施されているではありませんか!


と、いうことで次回は、
『浮き彫り』について学びたいと思います。

では、今日の授業はこれにて失礼します。






 





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BY emiko honda | 2021-07-20 22:42:09 | ヴィンテージ家具


あらためて一緒に学ぼう!企画。
★ネストテーブル編★

『入れ子』や『一揃い』という意味を持つ「nest」。
「ネストテーブル」はその名の通り、サイズ違いの複数テーブルが入れ子に
なっているタイプのテーブルのこと。



一般的には大中小同じ形のものが3つセットになっているものが多いです。



「ネストテーブル」の起源は、1800年頃と言われています。
人気が出たのはヴィクトリアン期のあと、
20世紀初頭のエドワーディアン期。
ゲストを迎えるドローイングルームにおいて、
かしこまったサロンセットよりも
カジュアルなフォルムのソファなどが一般的となり、
低めで取り回しのきくネストテーブルが重宝されました。

また、イギリスでは歴史的に都市部の家の居住スペースが小さかったことも
「ネストテーブル」が愛された理由のひとつ。
この時代には、ドローリーフテーブルやフォールディング家具、
ライティングビューローなど、
空間を有効利用するために工夫された家具が生まれています。


「ネストテーブル」の魅力は、
気分やスペースに合わせて気軽に使い方を楽しめること。
3つ並べて使うのも、それぞれを別な場所で使うのも自由です。





並べて使えばコーヒーテーブルとしてに使えるし、





個別なら花台にもぴったり。



可愛いのに、とても実用的ですよね。






個人的には、積み重ねて
ミニシェルフとしてアレンジするのがお気に入りです。


狭い空間でも大活躍してくれるネストテーブル。
自分らしい使い方でお部屋作りを
お楽しみください。





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BY natsuki ozawa | 2021-07-08 15:43:18 | インテリア雑貨





アンティーク&ヴィンテージ家具と相性抜群の
モリス柄マットが登場。





今回は1846年にモリスが第二作目の壁画として描いた
【フルーツ】柄も入荷致しました。





サイズも46×71の色んな所で使いやすい小さいものから
90×150と3人がけソファーの前に置いても引けを取らない大きいものまで。






まるで絵巻物の様です。
とても素敵。






  

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BY emiko honda | 2021-07-01 17:25:39 | ヴィンテージ家具


今日から7月がスタート。

毎日、家具の入替えやディスプレイ替えなどであっという間の毎日。


入荷したたくさんの家具を眺めながら、この装飾の名前は??など

あらためて勉強していると

新たな発見がいっぱいで楽しくなってきちゃったので、

みなさんと一緒に学ぼう企画をスタートさせちゃいます。


今日は、「ルネット LINETTE」編。


家具の中に、こんなハーフムーンの形の装飾を見つけたら、

それは「ルネット」。


フランス語で「小さな月」を意味する言葉で、インテリアや建築では半円形の飾りのことを差します。

ゴシック様式が盛んだった16世紀に家具に多用された装飾で、

その後18世紀中頃からのネオ・クラシカルブームでも再登場しました。

建築物の「ルネット」は絵画が描かれていたり、

明り取りの窓として使われていたり。

家具においては、テーブルの縁やキャビネットの扉の周りを

飾るように彫られることが多く、





中には、このようにアカンサスの彫刻をあしらったデザインが

よく良く見られます。

 


セサミで扱うクラシック家具は、全て職人さんが手仕事で

彫刻を施しているのですが、

「ルネット」のように繊細な模様を連続して同じ形に仕上げるのは

本当に気の遠くなる作業だと思います。素晴らしい職人技です。


それにしても、家具の中にお月さまを描くなんて、ロマンティックですよね。

人々の祈りや願いが込められているのでしょうか…。



今回のルネットの写真はこちらのチェストとデスクのものを使いました。

店頭で見た時、

我がもの顔で、

「これがルネットだよ!」って他の方に紹介していただけると

嬉しいです!!!







  


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